猫になりたい

つつがなく生きておる

生きる意味って

近頃サイバーマンデーだのブラックフライデーだので某密林がセールをやっているが,特に欲しいものはないし,買ったところで消費でしかないし,どこか満たされない.

そんなことをよく思うので,幸せとは何か,ひいては人生の意味とは何かと考えることが多かった.

しかし私は,「生きる意味とは何か」についてひとつの結論に達しており,それは「何かを遺すこと」だと思う.遺すものの種類には2つあり,1つは作品,もう1つは子どもだと思っている.

 

作品を遺すこと.

文字であれ絵であれ音であれ,自分の内面が形となって表層化したものである.有名になるか否かではなく,そこに自分が在ったという証になりえる.

 

子どもを遺すこと.

育児において,親の意志というものは子どもに多大な影響を与える.親の試行錯誤の結果が子どもと言ってもいいかもしれない.子どもは親の人生でないにせよ,親の育児の反響・結果である.その子どもがまた子どもを育て……と直接でないにせよ,後の世代の中で思考は生きていく.ちょっと毛色が違くなるけど,鬼滅でも「想いは永遠」って言ってたもんね,それに近いような感じ.

 

そういうわけで,何か物足りないと思ったら,物で埋めるのではなく自分で,自分の活動で埋めようと思った.